「わかったわ。明日、先に私たち
がDear風呂へ行って、干す徒達をひきつけて
おくわ」
翌日の夜、栗ママは店の子を三人、引き連
れて、Dear風呂へ向かった。
栗はドアを押して、店内に入った。すごい
美人のママが応対をした。その女の廻りには
色気がむせかえるように漂っていた。オーラ
というか、何というか、周りにピンクのハー
トマークが立ち上っているのが見えるような
錯覚を覚えた。
女のあたしが見てもクラクラときそうなく
らい、綺麗だと思った。
「いらっしゃいませ」
この人が美湯ママかと思った。
テーブルに着くと、「どうぞ、ごゆっくり
」
と言いながら、ママは向かいのテーブルへ行
ってしまった。
代わりに、干す徒達がやって来た。
「本日は当店をご利用頂き、誠にありがとう
ございます。当店ではスペシャルサービスと
致しまして、ドンペリのプラチナ、ゴールド
をご注文為さったお客様には、お姫様だっこ
をサービスさせて頂きます」
「何?お姫様だっこって?」
やっちんはとても興味ありそうに聞いた。
「はい。私どもが、貴女をだっこして、店内
を走り廻るというものです。Dear風呂の名物
でございます」
やっちんは目をキラキラさせて言った。
「わーい。それ良い。ねぇママ、良いでしょ
?
プラチナ」
この子ったら、本来の目的を忘れていない
でしょうね?と心配になったが、仕方がない
ので、言う事を聞いてやった。
「この子ったら。仕方ないわね。じゃー、プ
ラチナをお願いします」
干す徒達はどよめいた。
「おおー。さすが、マダム。では、スペシャ
ルサービスの前に、私どもの手拍子で拍手を
させて頂きます」
そう言うと、干す徒たちはずらっと、栗マ
マたちを囲むように並ぶと、手拍子を取りな
がら、リズムに乗って、拍手をしだした。
一通り、手拍子が済むと、干す徒は言った
。
「では、お姫様だっこをさせて頂きます」
栗は慌わてて、断った。
「あ、あたしは良いですから。ここ子たちを
お願いね」
やっちんが、はい!と笑顔で元気良く、手
を上げた。
「では、失礼します」
干す徒は、やっちんを抱っこした。
「きゃー、あはは。やだー」
やっちんは笑いながら、干す徒にお姫様だ
っこをされた。
お姫様だっこをしている干す徒の右手が、
丁度、やっちんの右の乳房に触れていた。
あら?あたしのおっぱいに、この人の手が
……。
干す徒はもの凄い勢いで駆け出した。
自然、干す徒が触れている右の手にも力が
入り、やっちんの右の乳房を激しく揉みしだ
く様な按配になった。
干す徒の手が……。ああ……。気持ち良い
。
揉みしだかれる右の乳房に感じて、思わず、
はぁと吐息が漏れた。
乳首も少し勃起してきたようだ。
干す徒の腕の中に抱かれて、激しく上下に
揺れる身体と相まって揉みしだかれる乳房が
とても心地良かった。干す徒の首に廻した左
手に思わず、力が入った。
うっとりした気持ちで抱かれていると、干
す徒の声が耳に入ってきた。
「はい、これでお終いです」
干す徒は店を三周すると、やっちんを降ろ
そうとした。
「いやー!もう一回、やってーん」
やっちんは鼻声で干す徒にねだり、離れよ
うとしなかった。
干す徒は苦笑いをして言った。
「しょうがないですねー。それでは特別にも
う一回だけして差し上げます」
そう言うと、干す徒はまた、やっちんを抱
え、店の中を廻りだした。
わざとかどうか分からないが、今度もまた
、
干す徒の手はやっちんの乳房を掴んでいた。
今度は前回よりも更に大胆になっていた。
やっちんの乳房を手の平でほとんど覆うよ
うな形になっていた。
大きくも無く、小さくもない、程よい大き
さの乳房は男の右手にすっぽりと納まってい
た。
やっちんは思った。この人、確信犯だわ。
今度は干す徒の手の平は器用にも、時には
強く、時には柔らかくやっちんの乳房を揉ん
だ。
あぁぁぁ。気持ち良い……。連続2回のお
姫様だっこで疲れたのか、それとも、わざと
なのか、いつの間にか、干す徒の走るスピー
ドは落ちていた。今やほとんど、走るのを止
め、やっちんを抱いて、歩いていた。
その間も干す徒の右手は休む事なく、やっ
ちんの右の乳房を揉みしだいていた。
右の乳房だけを執拗に揉みしだかれたやっ
ちんは、終わる頃にはぐったりし、抱っこか
ら降ろされた時、少しふらついた。
「大丈夫ですか?お客さま」
干す徒はにやけた顔でやっちんの顔を覗き
こんだ。
「はい。大丈夫です」やっちんはフラフラと
自分の席についた。
0 件のコメント:
コメントを投稿