2009年9月9日水曜日

たっくんの完全なる飼育(12)

  第四章 焦燥

 すっかり、竹部もおとなしくなったわね。
 初めの内は、なんとか逃れようと、じたば
たしていたようだけど、最近はすっかり大人
しくなって、安心だわ。
 ようこはそう思いながら、帰宅して、玄関
の鍵を開けた。鍵は特殊なもので、外側から
のみ開くものに変えていた。内側からは鍵が
無いと開かない構造になっていた。
「ただいまー。今日もいい子にしてた?」
 竹部は、ようこが帰ってくると、飼い犬が
主人の帰りを喜ぶように、嬉しそうな顔をし
た。
 犬の様に尻尾が付いていたなら、竹部はし
きりに、尻尾を振っていたに違いない。
 ここ二週間で、驚くほど、従順になった竹
部を見て、ようこは嬉しかった。
「いい子ね。じゃー、御褒美に足縄はもう、
解いてあげましょう。今日から足縄はしない
わ」
 そう言うと、ようこは竹部の足縄を解いた。
 竹部は本当に嬉しそうな顔をした。
「ありがとう、ようこさん。ううう」
 竹部は嬉しさのあまり、涙ぐんでいた。
「まあ?そんなに嬉しいの?じゃー、御褒美
をもっとあげる。おねーさんと一緒にお風呂
に入りましょうね」
「え?本当ですか?一緒に風呂に入っても
いいんですか?」と竹部は嬉しそうな顔をした。
 竹部はすっかり、ようこに飼い慣らされて
しまったようだ。
 ようこは竹部の手錠をはずした。
「あたしが先に入ってるから、後から入って
来ても良いわよ」
 そう言うと、ようこは脱衣所に行った。玄
関の鍵は用心の為、一緒に持って行って、脱
衣所の棚の上の方に隠した。
 先に湯船に入って、待っていると、洗い場
に竹部も入って来た。
 竹部は恥ずかしそうに、前をタオルで隠し
ていた。
「さ、そこに立ってないで、ここへお入んな
さい」
 湯船に一緒に入るように促すと、竹部はお
ずおずと湯船に入ってきた。
 ようこは、自分の裸を見て興奮している竹
部を見るのが面白かった。
「あら?何、タオルで前を隠してるの?そん
なに大きくして。嫌らしいわね」
 ようこは竹部の一物をぎゅっと握った。
「いっ!」竹部は男の急所を急に握られたの
で顔をしかめ、短く声を漏らした。
 そのまま、竹部の硬くなったものを上下に
しごいた。
 竹部は気持ち良さそうに、目を瞑っている。
 竹部のものはますます、熱く、硬くなって
いた。
「さ、出るわよ。あたしの背中を流して」
 竹部の視線を背中に感じながら、ようこは
湯船から出た。
 湯船から出て、椅子に座ると、竹部も後に
続いて、湯船から出た。
 竹部は言われるままに、タオルに石鹸を付
けて、ようこの背中を流した。
 時々、間違った振りをして、ようこのおっ
ぱいの方まで、手が伸びてきた。
 ようこは、すかさず、その手をぴしゃっと
叩いた。
「何してるの!誰がお乳を触って良いって言
った?」
 竹部は子供が叱られた時のように、「ごめ
んなさい」と小さくなって謝った。
 その様子を見て、ますます、竹部を虐めて
やりたくなった。
「反省してる?じゅあ、罰として、あたしの
乳首を10分間舐めなさい」
 竹部は従順に「はい」と返事をして、ようこ
の前に回りこむと、中腰に成って、ようこの
おっぱいを鷲づかみにした。
 竹部の痛いほど怒張した一物が天を突いて
いるのが見えた。
「ちょっと!痛いわね!もう少し優しくする
のよ!」
 ようこに叱られ、益々、竹部は小さくなっ
て、ようこの乳首を舐めた。
 竹部はチュパチュパと音を立てながら、よ
うこの乳首を舐めた。
 ようこは竹部の怒張した一物の先端を触っ
てみた。先端は先走りでヌルヌルしていた。
「たっくん。何?このヌルヌルしたものは?
本当に嫌らしいわね、あなたって」
 ようこは、しきりに乳首を舐める竹部の頭
を見下ろしながら言った。
 全然、罰になっていないけど、気持ち良い
から、ま、いいかと思った。
「さ、もう良いから、出るわよ」
 竹部は名残り惜しそうにしながら、ようこ
の乳首を舐めるのをやめた。
 ようこはお風呂から出ると、バスタオルを
竹部に渡し、「あたしの体を拭きなさい」と
命令した。
 竹部は嫌がる様子も無く、自分は濡れた体
のまま、嬉々として、ようこの濡れた体をバ
スタオルで丹念に拭った。
 特に、ようこの水の滴る、股間の茂みは丹
念に拭った。
 タオルが性器に触れるたびに気持ち良かっ
た。
 あまり、したい放題にさせておくと、図に
乗ると思い、竹部の手を払い退けた。
「もう、良いわ」素っ気無く、そう言うと、
ようこはさっさと、下着とパジャマを身に着
けると、リビングの方へ行った。

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